きらっくです。
わたしの知人にゴミ屋敷に住んでいるひとがいます。
本人はそう感じていないのでしょうが、足の踏み場はありません。
珍しく知人から連絡があり、家に招待されました。
正直あまり気乗りしませんでしたが、久しぶりだったこともあり行ってみることに。
そこでわたしが見た光景とは、、、。
断捨離との出会い
いやーさすがに家のなか汚いのかな?
え?急にどうしたの?
なにかあったの?
じつは、彼女ができて今度ぼくの家にくることになったんだよ。
それでさすがに汚いのかな?って思って。
単刀直入にいうと、汚い。
だから片づけてから彼女のことを呼んだほうがいいと思う。
やっぱりそうだよな。
でもどうしたらいいのだろうか。
”断捨離”してみる?
断捨離?つまり片付けってことでしょ?
ただの片付けではないよ。
断捨離は
モノを捨てる、不要なモノを家のなかに入れない、そしてモノへの執着から離れることを断捨離というの。
ふーん。
むずかしそうだね。
まあ、とりあえず片付けから始めてみようか。
そうする。
あっ、もちろんきらっくも手伝ってくれるよね?(圧)
わ、わかったよ(汗)
こうして、彼女を家に招くことになりようやく部屋の汚さをしった知人は、片付けをはじめることになった。
わたしも手伝うかたちになったが、断捨離を教えるいい機会だと思い、いっしょに片づけることにした。
知人がゴミ屋敷から脱出するための1歩であった。
断捨離のはじまり
それにしてもよくこれだけのゴミを捨てずにいれたね。
どこで寝てるの?
うーんなんか面倒くさくて。
あそこに布団があるんだけど見えない?
え、全然みえないけど。
テレビの近くに敷いているんだけど。
ってきらっくでその反応なら、彼女はもっと驚くよね。
そうだと思う。
でも気づけてよかったよ。
きらっくもわかってたならもっと早く言ってくれたらよかったのにー(笑)
ぼくが言っても変わらないでしょ?
そうかもしれないな。
でも気づけて本当によかった。
こんな会話をしながら、片付けをはじめて6時間が経過したところで知人に異変が起きた。
あーもういやだ!
ゴミの片付け面倒くさい!
わたしは想定していた。
おそらくどこかのタイミングで駄々をこねるだろうと。
あと半分くらいだしやっちゃおうよ。
せっかくぼくもいるんだし。
いや、そうだけど。
ゴミが多すぎる。
ゴミ袋を見るのもいやになってきた。
それだけのゴミを溜めたのはあんたやん!と思いつつも
ファイトファイト!
やりきっちゃうよ!
とわたしは言い、知人はまた片付けをはじめたが、見るからに速度は落ちていた。
ゴミを投げてゴミ袋にいれはじめ、いっこうに片付けは進まなくなってしまった。
痺れをきらしたわたしは、知人にこんな提案してみた。
わかった。
もう片付けはやめよう。
ぼくも帰るよ。
ん?片付けやめるの?
うん、片付けはやめる。
その代わり”これから毎朝1つモノを捨てて”
毎朝1つモノを捨てる?
ここにあるゴミでもいいってこと?
それも1つでいいの?
その通り。
1つでいいからとにかく毎日モノを捨てること!
紙に書いて見えるとこに置いて意識すること。
お、おう。
わかった、とにかく毎日1つモノを捨てたらいいんだな。
そう。
それじゃ、帰るから。
残りがんばってね。
手伝ってくれてありがとう。
なんとか続けてみるよ。
わたしが提案したことはたった1つ。
”毎朝モノを1つ捨てること”
この提案は、断捨離を続けるための一歩をじぶんで踏みだすための提案です。
わたし自身もここからはじめました。
毎朝起きてはあたりを見渡しモノを1つ捨てる。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
無事にゴミ屋敷を脱出したが、、、
あれから1カ月が経ち、知人から電話がきた。
部屋をみて欲しいとのことだった。
わたしも気になってはいたので、知人の家へと向かったのであった。
お、きたな。
どう?もうゴミはなくなったよ。
本当だ。
きれいさっぱりゴミはなくなってる。
きらっくに毎朝モノを捨てるようにと言われてから1つ捨ててたんだけど、1週間をすぎたあたりからなんかゴミがあるのが嫌になってさ。
それで、コツコツとゴミを片づけたってことだね。
その通り。
でもゴミは見ての通りなくなったけど、彼女を呼んでもいい部屋かな?
というと?
なにが気になってるのかな?
なんか整理されていないというか、ゴミではないもので溢れているような気がして。
なるほどね。
そしたらつぎは断捨離しようか。
いまならもう断捨離と片付けの意味のちがいがわかるよね?
えっと、
片づけるは、散乱しているものを整理することで
断捨離は、すでにあるものを整理することかな?
ほぼ正解かな。
断捨離は前にも言ったように、”モノを捨てる。不要なモノを家のなかにいれない。モノへの執着から離れること”だから散乱しているものを整理するわけではなく、すでにあるものを整理することなんだ。
でもすでにあるものって、必要不可欠なものだから家のなかにあるわけだよ?
どうやって断捨離するの?
じつは断捨離にはコツがあるんだ。
聞きたいかい?
もったいぶらずに教えてくれよー(泣)
コツはね
”ウキウキ、ワクワクするかどうか”で手元に置くか決めることなんだ。
ウキウキ、ワクワク?
それがコツなの?
たとえば、クローゼットのなかに何年も袖を通していない服はない?
あー、ある。
いつか着ると思ってクローゼットにしまってるけど結局着ていないな。
その服をいま見たときにまだウキウキ、ワクワクして袖を通したいと思う?
うーん、そう言われると買った当時よりはウキウキしないかな。
であれば、その服は捨てよう。
え、もしかしたら着るかもしれないじゃん。
着るかもしれないと言っていつ袖を通したかわからない服を残しておくか、
新しくウキウキする服を買って、お出かけするならどっちがいい?
それは新しい服だけど。
答えはでたね。
つまり、どんなにこの先着るかもしれないと残しておいてもウキウキしないから着ない。
いま言ったように、好みも変わるからウキウキする対象も変わるからね。
なるほど!
ウキウキしないから何年も着ていないし、これからも着ることはないってことね。
ありがとう、ウキウキワクワクの基準で断捨離してみるよ。
あなたのお部屋はきれいかもしれませんが、クローゼットのなかや収納ボックスはどうでしょうか?
ちょっと確認してみてください。
わたしも断捨離をはじめたとき、知人と同じようにゴミは片づいたけど、部屋のなかが整理されている感じはありませんでした。
なのでわたしがつぎに断捨離したモノは、収納ボックスです。
収納ボックスを捨てることで、収納されていたモノを可視化できます。
そしてウキウキワクワクを基準に断捨離すると、残ったのは収納ボックス1つ分でした。
さてあなたの収納ボックスに入っているモノは、本当にそこにあるべきモノなのでしょうか?
あってもなくても困らないモノだったり、こんなところにあったのかと存在すら忘れているモノではないですか?
ここでも参考にできる記事をのせておきます。
彼女と同棲すると報告がきた
すっかり断捨離が習慣化された知人は、あっという間にウキウキするものだけに照準を合わせ整理することに成功した。
断捨離の成功を喜びつつ、知人ははじめてじぶんの家に彼女を呼んだ。
うらやましいほどのイケメンで、性格もよい知人は彼女ともあっという間にウキウキしながら同棲をはじめたのであった。
わたしはほっと一息をついたが、知人から1本の電話がかかってきた。
その内容とは、、、。
電話しても大丈夫か?
どうしたの?
同棲しているからってノロケの電話かい?
違うよ。
じつはさ、同棲をはじめたのはいいんだけどウキウキしなくなってきたんだ。
なにか心当たりはないの?
たとえば、彼女に対してウキウキしなくなったとか。
彼女は関係ないよ。
でもウキウキできないんだ。
もしかして、彼女と同棲してることによってモノが増えたんじゃないの?
それはそうだよ。
でもそれのどこが悪いの?
その彼女は、断捨離しているのかな?
つまり、彼女もウキウキしたモノに囲まれているのかな?
言われて見れば、、、。
彼女はウキウキしたものに囲まれているのだろうか?
なら彼女にも断捨離をしようと誘ってみるといい。
最初はいやな顔をされるかもしれないけど、キレイで整理されている状態をじぶんでキープできれば、自然とウキウキして断捨離してくれると思うよ。
えー大丈夫かな?
大丈夫だよ。
なぜなら、ぼくの家がそうだったからね。
きらっくだけ断捨離して、奥さんとか子どもは習慣化されていないってこと?
その通り。
だからどれだけ整理しても、いっこうにキレイにならなかったんだ。
でも、妻に話したら意識するようになって、いまでは妻のほうが積極的になってきたよ。
なるほどね。
断捨離によって、価値観が変わるのかもね。
さっそく彼女に話してみるよ。
ありがとう!
ウキウキワクワクするためには、いっしょの空間にいるパートナーや、親にも協力してもらわなければいつまでも整理されません。
知人やわたしも同じで、いきなり価値観は変わりませんし、行動を大きく変えることはできません。
だから最初の1歩として”毎朝モノ1つ捨てる習慣を身につけること”をおススメしているのです。
知人のように、まずは断捨離の習慣化をし、つぎにじぶんのウキウキするもので身のまわりを整理する。
あなたがウキウキしていれば、パートナーもウキウキしたいと思うはず。
パートナーも断捨離できるようになったとき、パートナーのウキウキするモノを買いに行くことでさらに効果はあがるでしょう。
あなたもパートナーといっしょに、断捨離を習慣化して、ウキウキする人生をあゆみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日もわたしはあなたと出会えて「運がいい」